足りないアタマ垂れ流しブログ

思っていることを特に推敲することなく書くブログです

M-1 2009

最初のPVでオードリーの敗者復活をナイツが喜んでたのが印象的(笑)

この年は笑い飯に尽きる

Firstラウンド

ナイツ

08年からマイナーチェンジしてきました。10年にも09年からのマイナーチェンジをしてましたが、うーんという感じ。08年が一番良かった。面白いんですが、TV出始めのころのネタの方が面白かったような気がした。技術重視でこの点数だなという感じ。

南海キャンディーズ

もう売れてしまってキャラまで知れてしまったうえで、しずちゃんの突飛なボケで作ったドタバタ漫才だとなぁ。山ちゃんのツッコミの技術はMCなどでものすごい上がってたんですがねぇ。もう少し会場があったまってればねぇ…。

東京ダイナマイト 

僕は個人的にこの外した笑いが好きなんですけどね。序盤はよかったと思うんですが、中盤以降ダレてしまったのがなぁ。名前の羅列はもう少し短くするか、波をつけてもよかったなと思います。

ハリセンボン

スベってくれて笑い飯の「鳥人」のおぜん立てになってしまいましたね。喧嘩口調をしたら引かれたらもうねぇ…。

笑い飯

いやあ死ぬほど笑った(笑)なんでこんな設定でこんなアホらしいことできるんだよ。「チキン南蛮だよ!!」とか笑い飯の下らなさだからこそ成立してるようなもんでしょ(笑)笑い飯の最高傑作でしょ。ネタ中の松本と紳助の顔がほんとにうれしそうで、もう笑っちゃうしほっこりしちゃうし最高ですね。

ハライチ

もっと点数あってもよかったのになぁ。つかみで完全に客が引いてるんですよね。それが一番まずかった。「カモシカにベッド」は無茶ぶり感出ててよかったんですが、いかんせんハライチのこの型はオチで急にしゅんとしちゃうのがもったいないですよね。

モンスターエンジン

08年より漫才っぽくなっててよく頑張ったなと思いましたね。全体的に荒っぽいのはいいんですが、ボケが汚い、盛り上がりきる前にネタが終わってしまう、というか短い。カウス師匠の言う通り柄が悪くて客が寄り添ってくれてないんですよね。

パンクブーブー

オーソドックスなコント漫才で気持ちよく笑えますね。普通すぎな面も感じますけどね。

NON STYLE

モモ叩きを抜いてなおテンポよく面白い。石田が必ず茶々を入れるボケがいいですね(笑)絶対にふざける、直さない(笑)特に特徴がないネタでパンクブーブーと真っ向から比較できちゃうんですが、そうするとどう考えてもNON STYLEなんですよね〜。

最終決戦

NON STYLE

ボケの数、テンポは完全にNON STYLEが2連覇の実力を持ってましたね(笑)最後の1場面が少しだれたのが残念ですね。

パンクブーブー

2本目もオーソドックスな漫才でした。ウケの量的には優勝に値する気がします(笑)ツッコミが少し下手ですね…。「やらないの巻」とかいらないじゃん(笑)

笑い飯

笑い飯には伝説が3つあります。03年の「奈良県立歴史民族博物館」、09年の「鳥人」、そして09年最終決戦の「チンポジ」。それだけ。

 

チンポジ」で自滅した笑い飯と 、2連覇はありえないNON STYLEと、消去法的にパンクブーブーですね。それにふさわしいレベルの漫才だったのは救い。

 

僕的順位

1 笑い飯

2 NON STYLE

3 パンクブーブー

4 ハライチ

5 東京ダイナマイト

6 ナイツ

7 モンスターエンジン

8 南海キャンディース

9 ハリセンボン

 

09年は妥当すぎてつまらないくらいです(笑)

良くも悪くも完全に笑い飯が話題を独占した年ですね。

M-1 2010

全体

ラストイヤーということでしたが、まず審査員がね。さまぁ~ず大竹と雨上がり宮迫は審査員レベルなのか?オール巨人とか島田洋七とか外れててそれかぁとなりました。島田紳助はくりぃむ上田やネプ名倉にも要請したらしいですが、それで大竹・宮迫かぁと。もちろんMCで実績積んだ芸人として素晴らしいんですがね。

まあそれくらいかな。

 

Firstラウンド

カナリア

カナリアのまともな漫才は初めて見ました。考えて作った歌ネタだなとは思いました(笑)最下位で終わるほど悪くないと思ったんですが、ボンくんの「れんこんアレルギー」でのどんでん返しで一番ウケたけど最後に向けて失速したなぁという印象。レッドカーペットのようなゴールデンのネタ見せ番組で漫才以外のショートネタをやって名前を知られているコンビってこういうときどう見られているんですかね。

ジャルジャル

メタ漫才なぁ。コント漫才師っていう感じがわかりますね。最初にショートコント並みの小ネタを通し、それを様々なスタイルで繰り返すというのは新しいなぁとは思いましたが、審査員が漫才と言えるかどうかで悩むという結果に(笑)カウス師匠なんかは79点って...。

スリムクラブ

M-1ってサンドウィッチマンとが研究した通り「4分でボケを数重ねていくテンポの速い漫才」が勝ちパターンだったんですよ。サンドやノンスタあたりがその好例です。サンド以前でも、しかし、完全にその逆をいく漫才を見せM-1の新しい面白さを最後のM-1でつき出しました。Wikipediaを参照する限りダウンタウンが売れたときと同じような感じなんですかね。松本人志が96点を出したとき被るものがあったんじゃないかなと少し感じました(笑)

銀シャリ

安定感あるし、ツッコミの言葉選びも上手いですね。前半はウケなかったんですが、後半の盛り上がりがよかったですね。カウス師匠の言う通り、ツッコミがしっかり引っ張り上げた気がします。

ナイツ

最後に回収する「寿限無ネタ」と同じ型なんですが、ボケの数が減っちゃうぶん微妙な気がしました。これ系は寄席サイズじゃないと十分面白くならない気がするんですよね。M-1でやるようなネタではなかったのかもなぁ...。ナイツはスリムクラブの真逆の手数勝負でいってほしかったです。

笑い飯

煽りのラストエンペラーで父親があほみたく笑ってたのを思い出します(笑)Wボケの変わり目で客が笑うようになったのは完全に勝ちですよねぇ...。ボケのつなぎの「真っ赤なお鼻の~」の替え歌は暗い歌詞でしたが客は勢いで笑ってしまってましたね。ネタは鳥人よりは弱い(というより鳥人が圧倒的すぎる)ですが審査員の評価は総じて高くてよかったです(笑)09年を完全に意識させたネタってのは、鳥人で上がりに上がったハードルをうまく飛び越えるいい案でしたね。

ハライチ

つかみを直し、すぐボケに入り手数も重ねて前評判通りの面白さだと思ったんですけどね。09年の「かもしかにベッド」みたいな無茶ぶりに困る部分なんかがあったらもっと面白かったはず。渡辺以外は自己の得点順位下位なんですよね。個人審査員の最高点が90点ってのは厳しい。空回りには見えなかったんですが、やはりそこは審査員の個性が強いんですかね。

ピース

トータルテンボスが言ってたらしいですが、今年決勝ってなるとうーんとなってしまうコンビ。個人的にウケなかったんですよね。客もウケてなかったですよね。紳助・松本は自己の平均程度、南原・大竹が自己の下2位、渡辺・宮迫・カウスが自己の高めの位置。で、これで3位なんですか(笑)オーソドックスであんまりウケがない、審査員の個人の点数を見るとさほどでもない、けど合計しちゃうと3位って上位3組と下位7組との差があった感じをしっかり受けます。

パンクブーブー

このネタ見たことあったんであんまウケなかったんですけど、見直すとやっぱり上手いなと思いました。しっかり予想の裏切りを用意してそこで笑いを拾っていく。構成自体は作っているなぁと。渡辺が95点で飛び抜けてたのが印象的かな。

 

最終決戦

スリムクラブ

勢いそのままで面白かったですね。「民主党」のくだりでボケ・ツッコミの1回ずつで間を作りそこで拍手笑いが生まれたときは、スリムクラブだろうなと思ったんですがね。

笑い飯

標準的にウケたんですけど、やっぱ弱いかなぁって。「ホリエモン」のところとかもっとウケてもよかった...。また今までの典型的な2位に収まるネタな気がしてしまったんですがね。

パンクブーブー

Firstラウンドと同型のネタをやってスベったのは見ててつらかった(笑)2連覇は絶対にないなと確信しました。

 

このウケだとスリムクラブだろうなと思ったんですがね...。笑い飯大好きな僕でも、「スリムクラブが優勝で」ってなっちゃいましたし。最後の最後まで迷った松本人志はいろいろ考えたと思うんですよ。勢いやウケの量はスリムクラブ、ここまで取るべきところで何回も優勝を逃してきたM-1最大の功労者たる笑い飯。ラストのM-1でどちらを勝たせるか。松本と同じく笑い飯が好きな紳助は最後は審査員として厳しく審査に徹したように思えます。笑い飯は無冠の帝王という称号で終わるべきだ、という考えもあったのかもしれません。10年はいろいろ思ってしまう回でした。

 

僕的順位

1笑い飯

2スリムクラブ

3パンクブーブー

4ハライチ

5ナイツ

6銀シャリ

7カナリア

8ジャルジャル

9ピース

 

ヤラセ疑惑多々出てますが、ヤラセじゃなく審査員の強烈な思い入れが妥当性を損なっているだけのように思うんですよね。一般人の考える妥当性って僕も含めやっぱりウケたかどうかなんですよね。でも審査員はそれぞれ一線級の芸人なわけでそれぞれ自分の強烈な個性的な評価基準を持っているわけです。それに従うと、客含めた一般人のウケ以外の面を反映した評価にもなると思うんですよ。

M-1 2015

全体

2015年のM-1はまず審査員が過去のM-1王者たちという点で異色でした。

今までのM-1は審査員がすでに大御所・ベテラン(例外もいたけどさ)の芸人が審査してました。これこそがM-1を一つでかく見せた要因でもあります。そして大御所・ベテランだったからこそなしえたのができる限りの極限までヤラセを否定させえたことです。島田紳助にせよ松本人志にせよオール巨人にせよ中田カウスにせよM-1でヤラセなんてしてみたら、あとで発覚したときの損失の方が大きいわけです。しかし2015年のM-1は芸歴10年程度、参加コンビと同期もいたわけです。これは(出てきたかは知らないけど)ヤラセ疑惑があったらつらいなぁと思いました。

ただメリットもあったわけです。審査員が全員、司会の今田耕司の後輩だったおかげで、司会からの審査員へのフリやコメントの回収が非常にスムーズだったことがそれです。今までは司会も少し審査員に気を遣っていたわけですが、2015年にはそれがなく一つのバラエティとしても非常に面白かったです。それが見ていて素直に「若手・中堅の審査員でよかったなぁ」と思った部分です。

 

Firstラウンド

メイプル超合金

トップでここまで笑ったのは初ですね(笑)歴代トップで一番ウケたでしょ。ゲテモノ感ある見た目だけど、これははまったなという感じ。「平均体重底上げ担当大臣」は個人的に今回1番笑ったボケ(笑)トップであり、かつ審査員も審査員としては初ということもあり案の定点数は伸びきらずで残念。僕は大好き。

馬鹿よあなたは

このコンビのネタで「ああ客の暖まり方が史上最高だったんだなぁ」と気づく(笑)正直さすがにウケすぎかなと思いました。ただ空気にぴったりはまったのはよかったなと。ゆったりというか、予想外のテンポというか。ボケの異常性とツッコミの不慣れな感じがクセになりますね。

スーパーマラドーナ

ここでやっと正統派らしい正統派かなと思ったらボケがやばいやつだったというね(笑)M-1ってゴールデンらしいといえるのかはわかりませんが暗い話題で会場が沈むんですよね。初登場のハライチがつかみで引かれたように。でも今回は違いました。「死」というワードも笑いになっている、これがいつもよりも緊張しないM-1だなと思わせてくれました。それと伏線を回収するラストスパートはM-1用に作ったと思ったんですが中途半端かなと(実際どうなんでしょうか)。07のトータルテンボスのようにいくにはもう少し短い時間で一気に畳みかけるのと、それまででもっと盛り上がりがほしいなと思いました。

和牛

個人的にこういう人格大好きなんですよ(笑)これは好きだなと思って見てしまって(笑)女性客引かないかなって心配になっちゃったんですけどね。最後のオチがふわっとしてしまった感があるかな、ってくらいしか言えないくらい感情移入してました(笑)

ジャルジャル

ここまでで一番のウケでしたね。すでに売れていてネタ見せもそんなにやらない、やってもコントなコンビが「こんなしゃべくり系の漫才を披露するんだすげえ」と思わされました。Wボケで重ねていく感じ、笑い飯に通ずるものがありましたね。確かに面白いけど、会話としては不自然さを感じたのが気になりました。あとWボケなら中盤以降は1個のボケを1発でツッコんでスピーディに数多く重ねていければもっと面白かった気がします。「雷坊主の添い寝節」みたいなツッコミが入ってからさらに重ねるワード、「もうええわ」への言及、「リングリ」で緩急をつけるという、たぶんできれば最終決戦に残したかったんじゃないかなというネタでしたね。

銀シャリ

安定感ありますね(笑)ツッコミの言葉選びうまいですね。うん漫才といったところ。ただそれだけ(笑)

ハライチ

ハライチは型を変えてきましたが、ミスだと思いました。面白くないわけではないんですが、緊張してたのすぐ伝わっちゃいましたね(笑)岩井の緊張がすごい。噛み噛みで無駄に早口になっちゃうのがむしろ笑っちゃうくらい。サイコボケに客が引いちゃったのもアレですね。盛り上がりきらずに終わっちゃったのが残念。

タイムマシーン3号

一番面白いなと思いました。僕の中では圧倒的に1位ですね(笑)太らせるのターンの最後「パクパクパクパク」で最高潮の笑いが起きて、痩せさせるのターンでもう一波きたときは「ああ1位だな」と思ったんですが、まさか最終決戦にすら残れないとは…。スピーディにボケを重ねるネタで、かつデブキャラを確実に進化させているのは圧巻でしょ。

トレンディエンジェル

今回の敗者復活のルールおかしいでしょ。視聴者も投票可能とかおかしい。敗者復活に知ってる芸人いたら、ネタ見てなくても投票できちゃうとかクソですね。まあトレンディエンジェルはそれで票を稼いでも稼がなくても面白かったでしょうけど。

客のウケ具合は漫才の面白さの外部の要因も大きくはたらいてるのは明らかで見ててなんかなぁとなりました。斉藤が茶化しながら勢い勝りのボケを数々出して、たかしが本題に戻す形ですが、やっぱ1個1個のつながりもないボケが僕は好かないですね。面白いには面白かったけど客の過剰な盛り上がりが邪魔。

 

最終決戦

銀シャリ

スタートから前半は言葉の違和感でボケるネタだったので、ジャルジャルとオーバーラップしてうーんとなってしまいました。安定感あるんですが、ボケ弱いんじゃないかなぁ。同じボケをしっかり重ねるのは上手いなと思いました。

 

トレンディエンジェル

勢い。「解体新書」のボケとかあれ小学生レベルじゃんか(笑)あとお尻撫でまわすのきったない。あれ見たときは優勝してほしくないなぁと思ってしまいました。ハゲボケは純粋に面白いのに、低レベルなボケが過剰にウケてるなぁって感じですね。

 

ジャルジャル

Firstラウンドと同じ型でかつボケの強さは一本目未満となると厳しいよなって感じですね。あれを最終決戦に残してたら、残せてたら優勝あったなって。でもこのネタで3位以内入れたかと言われたら...。トレンディエンジェルで仕方なしと言った感じ。

 

まあ僕が審査員だったら嫌でもトレンディエンジェルに入れるのかなぁ。反発してジャルジャルに入れたいけど、最終決戦だと明らかにトレンディエンジェルなんだよなぁ。

 

僕的順位

1タイムマシーン3号

2ジャルジャル

3トレンディエンジェル

4メイプル超合金

5銀シャリ

6スーパーマラドーナ

7和牛

8馬鹿よあなたは

9ハライチ

 

最終決戦は銀シャリじゃなくタイムマシーン3号であってほしかった。

M-1っていいよね(考察ではないです)

M-1っておもしろいですよね。

00年代小中学生だった僕にはドンピシャのワードです(笑)

2001年から始まって2010年でいったん幕を下ろし、去年復活しましたが、やはり特別な感があります。

今活躍している若手漫才師はみんな広義M-1世代かもしれませんねってくらい(笑)

 

影響力

M-1のすごさは何よりその影響力です。M-1バブルなんて言葉があるくらい、決勝出場コンビ、特に優勝コンビは飛ぶように売れます。

2001 中川家麒麟

2002 ますだおかだ笑い飯スピードワゴン

2003 フットボールアワーアンタッチャブル

2004 南海キャンディーズ

2005 ブラックマヨネーズ

2006 チュートリアル

2007 サンドウィッチマンハリセンボン

2008 NON STYLE、オードリー

2009 パンクブーブー

2010 スリムクラブ

2015 メイプル超合金、タイムマシーン3号

あたりが名を売ったのかなという感じですね。

M-1王者」というネームバリューは他局でも使われるほどですし、決勝出場も話題になるレベルで、お笑い界の最大のイベント紅白歌合戦みたいなものだと思っています。


それぞれのコンビについて

僕の好きなコンビについて。
個人的に一番好きなコンビです。M-1といえば笑い飯だと思ってます。02年・03年とWボケで快進撃。04年はパッとしないものの05年には2位。06〜08年はあまり面白くなかった印象でしたけど、09年・10年には貫禄を見せました。
03年の「奈良県立歴史民俗博物館」と09年の「鳥人」は呼吸できないほど笑いましたね(笑)
ほんとバカバカしいというか、それでいて最高に笑っちゃうというか。なんかM-1に生きているなという感じです。

04年圧勝したんですが、あれは他のコンビが低調だった部分もあります。南海キャンディーズが決勝Firstラウンドでウケたのが04年の救いでしたね。じゃなきゃアンタッチャブル以外で笑うことなかったでしょうし…。
アンタッチャブルM-1取ったあとの、山崎がアドリブで柴田が笑い転げるようになってからの方が面白い(笑)

06年に完全優勝したわけですが、僕は05年のバーベキューのネタの方が好きです(笑)バーベキューは当時も笑ってたし、あれで5位は納得いってないというか。チリンチリンが有名ですが(確かに面白いけど)空気に押された感あるし、バーベキューの方が好きですね。
05年・06年M-1中期を象徴するコンビだと思っています。

僕が一番笑ったネタは「鳥人」ですが、一番好きなネタはトータルテンボスの「ホテルのフロントマン」です。前半の伏線を終盤で綺麗に回収する、まさにトータルテンボスらしい上手い漫才です。笑うというよりは感心してしまう漫才です。

08年のチャンピオンでオードリーの勝ちだろと言われてましたが、当時小学生の僕でもNON STYLEだろと思ってました。
石田の独特な太もも叩きで一旦テンポが落ちるはずなのにスピーディにボケが重なっていき面白い。今見ても絶対NON STYLEがチャンピオンで間違ってなかったと思えます。09年はそのスタイルを崩してさらに面白かったですしね。

それぞれの年について

2001年は一般審査が嫌いでまともに見てないので割愛(笑)

2002年は、ますだおかだvsフットボールアワーみたいな感じに思いました。
まさに喋くり漫才のますおか、岩尾の独特のしゃべりと鋭いツッコミのフット。
どっちが優勝でも納得だったなと思います。

2003年は、フットボールアワーvs笑い飯の構図かなと。
僕の中の優勝は、2002年の勢いそのままで完成度が上がってる笑い飯です。あのとき優勝しているべきだった…。
でもフットボールアワーが優勝したからこそ毎年のM-1が楽しみだったってのもあるしなぁ…。

2004年はアンタッチャブル以外の選択肢がない。

2005年は、さっきも書いたようにチュートリアルがもっといっても良かった。少なくとも最終決戦までは残ってもおかしくなかった。
優勝はブラマヨで仕方なかったかもしれませんが…。

2006年はチュートリアル以外の選択肢がない(笑)
あれはなんでしょうね。チュートリアル以外で爆発的に会場でウケてた組がなかったのでね…。

2007年は、完全に3強。サンドvsトータルテンボスvsキンコン。
僕の中の優勝はトータルテンボス(笑)当時も今もネタの作りの綺麗さが違うなぁって…。
あと当時サンドウィッチマンのネタを2本ともエンタで見たことあったのも大きい(笑)初見の状態でサンドを見たかったなぁと後悔が残っている年。

2008年は、レッドカーペット芸人が多い中、ほんとに無名(だと思ってた)のNON STYLEが優勝。僕の中でもNON STYLEが妥当すぎる優勝だと当時から思ってます(笑)
オードリーだろ批判が理解できないです。

2009年は、良くも悪くも笑い飯の年ですね(笑)
鳥人で完璧なFirstラウンド、チンポジで最悪な最終決戦。チンポジの自滅と余程のことがないと2連覇なんてないNON STYLEが選択肢として消えて、必然パンクブーブーで決定でしたね。
ネタも面白かったですし妥当of妥当。

2010年は、笑い飯vsスリムクラブの感じ。
笑い飯は前年のパターンでFirstラウンド1位、テンポを思い切りスローにしてM-1の新しい笑いを見せたスリムクラブ
スリムクラブの最終決戦ネタが結構盛り上がって終わったので、笑い飯の優勝が温情に思えてしまいますが…(紳助がスリムクラブに入れたのが最後の最後審査員に徹したが故に思えてならない)
あとパンクブーブーが最終決戦スベりまくってたのも覚えてます(笑)

2015年は、トレンディエンジェルかぁという感じ。ネタ的にはタイムマシーン3号が優勝してほしかったなぁと。ジャルジャルはFirstラウンド1位だけど、会話が不自然すぎて気になって笑えなかったんですよね…。銀シャリは手堅いネタだけど面白くない。
トレンディエンジェルジャルジャルタイムマシーン3号の最終決戦を見たかったなぁ。しかもトレンディエンジェルが観客のおかげで勝ってるように見えるわけで…。

僕的優勝コンビ
08NON STYLE


やっぱりM-1って楽しいですね(笑)